ボイストレーニングOnline

No.3 2004/01/24

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スピリチュアル ヴォイス ネットワーク by KosmosFlower   No.3   
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『呼吸について』

みなさん、おはようございます。 東京では先日雪が降ったりと一層冷え込む毎日ですが、みなさん元気にお過ごしですか? 冬は体調管理が難しいですよね。 体を冷やさないように心がけたり、よく睡眠を取って体調を整えてください。 表現者の体調管理はもっともと言っていいくらい大切ですよ!


今回は “ 呼吸 ” をテーマにお話させてください。

声を出して表現する職業の人がまず最初にぶつかるテクニカルなこと、それが『呼吸』じゃないでしょうか? この『呼吸』というのは大変奥が深く、最初にぶつかる問題であり、最後まで悩み続ける問題の一つです。

この『呼吸』ということに関して我々東洋人、こと日本人は、とても高い文化を持ち、武道、芸道などの『道』で実践されてきています。 特に調和道などは『呼吸』のみに焦点を当てた『道』です。 これら、日本人や東洋人が培ってきた『道』には大いに学ぶべきでしょう。

また、近年は野球の桑田真澄選手や音楽家の古澤巌さんのように日本の『武道』や『武術』などの『道』に学ぶ人は大変増えてきています。 桑田選手が古武術によって復活した話は有名ですね。

調和道のHPを見ると、以下のように書いてありました。
ーーーーーーーーー  以下引用  ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
調和道丹田呼吸法は、体内の自然治癒力を高め、諸病の予防、克服などに威力を発揮します。また心の安定、活力化をはかり、スポーツ、武道、芸道、などの上達を促します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

少し話が横道にそれてしまいましたが、一言に呼吸といっても大変奥が深いものです。
呼吸は人の意識、そして無意識へも働きかけることができます。 これは、歌を歌う上で、演技をする上で、表現をする上で、より深く真実を伝えるのに大変役に立ちます。 これらのことはまた次回以降のメールマガジンでお伝えしていくことにして、今回は発声をするときにどのように呼吸をしたらよいかということについてお話します。

腹式呼吸というとやたら難しく説明されますが、実はとても単純なんです。
いいですか?

では、みなさんの体の中の空気を無理に力を入れずに全て吐き出してください。 「もうこれ以上吐けません!」というところまでです。 このときに決して無理に力を入れて吐き出そうとしないでくださいね。全て吐き出せたら力を抜いてください。勝手に吸い込みますよね。

はい、これが腹式呼吸です。すごく簡単ですね? コツはあまり難しく考えないことです。 力を抜いて、自然に呼吸してください。吸うことを考えすぎたり、吸おう吸おうとしないことです。 人間は吸わないと死んでしまいますから、勝手に吸います。

だいたい、みなさん吸いすぎて失敗していることが多いようです。 ブレスが続かないとよく質問を受けますが、ほとんどの方がきちんと吐けていないことが原因です。このこともまた後のメールマガジンで触れましょう。

では、今回みなさんに一つエクササイズを出しましょう。 次のメールマガジンまで実行してみてください。

1、 まず、全身の力を抜いてリラックスしましょう。
2、 全身の息をなるべく長く、そしてゆっくりと吐いてください。
3、 息を全て吐いたら力を抜くと自然と息が入ってきます。

以上です。 簡単ですね? これを一日数回苦にならない程度でいいのでやってみてください。 家の中でも、電車を待っているときでもどこでもできますよね。この呼吸法を継続して行うことによって、呼吸や声はもちろん変わってきますし、精神が安定し、表現に向き合いやすくなります。 本番のときも落ち着いて本番をを迎えられるようになります。

深い呼吸は自然治癒力を高め体のリズムも変わってきます。 繰り返しますが、表現者にとって体調管理はもっとも大切なことの一つです。 そして、このメールマガジンを呼んでくださっている表現者以外のかたも是非この呼吸法をなさってみてください。

深い呼吸は体の循環を良くし、むくみなどを改善し、ダイエットにも効果があるんですよ! 冷え性にも大変有効です。この呼吸をした後は体がポカポカしてきますよ。

今回は呼吸についてお話させていただきました。
ありがとうございました。


スピリチュアル ヴォイス ネットワーク by KosmosFlower   
中西健太郎


追伸: このメールマガジンの読者数がついに200名を超えました。ありがとうございます。 創刊前はこれほどたくさんの方にお読みいただけるとは思わず、感謝の想いでいっぱいです。ありがとうございます。 今後ともどうぞよろしくお願いします。


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