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8. 息を吐くことの大切さ

今日はKosmosFlowerのレッスンで必ず毎回つけている生徒のカルテの中からお話しましょう。毎回その生徒さんのクセや、傾向、いいところ、悪いところ、次回にアプローチしたい点などをカルテにつけています。そうすると、次のレッスンでやるべきことも明確になりますし、その生徒さんのいいところ、悪いところなども傾向としてはっきりとしてきます。後で生徒さんと一緒に読み返してみても大変楽しいものです。

その毎回つけているカルテから、抜粋してここにちょこちょことメールマガジンにさせていただくのも楽しいかなと思って、ここに書かせていただくことにしました。同じ傾向で悩んでるかたも大勢いらっしゃるかもしれませんしね。本当にカルテから抜粋してくる形で載せますので、もし分かりにくかったりしたらどんどん質問してくださいね!

では、今日のカルテの抜粋ですが、
『息を吐く練習をする。とにかく力を抜いて息が吐けるように。お腹に力が入ると息が吐けない』
です。 生徒さんで、息は吸えているのに、力が入ってしまってブレスが短くなってしまう。息が残っているのに吐ききれない。という子が何人も見られます。

このケースはほとんどが身体に力が入ってしまってることに由来します。一度力を入れて思いっきり息を吐いてみると分かるのですが、息は少しの間しか吐けません。しかし、力を抜いて吐いてみるとずいぶんとたくさんの量、長い時間はけませんか?そうなんです。力を抜いて息を吐いていくことはとっても大切なことなんですね。

そのために、スケール(音階)を使って発声練習するときに最後の音で力を抜いて全ての息を吐ききる練習をしてみてください。それから、スケールを使って練習をするときは、自分が出るかでないかギリギリの低音部のところまでだしてみてください。低音は声の響きを豊かにするだけでなく、力が抜けてないとうまく響かない音なので力を抜いて息を吐く練習には好都合です。高音は無理して力で出してもでてしまったりすることもありますからね。

みなさん高音を出したくて、高音ばかりアプローチしがちですが、是非低音を積極的に練習してください。高音を出すためには声の豊かな響きと、支え、そして力を抜いて出していくことが不可欠なんです。低音をしっかりと発声していくことで必ず高音も出るようになっていきます。
とはいえバランスは大切ですので、低音がいいからといって低音ばかりだけアプローチしていてはダメですよ!(笑)

今回はカルテから抜粋しました。

これから、同じような話題や、重複する内容も何度もお話させていただくこともあると思いますが、同じ間違えや、癖になってることは何度もやってしまいますし、一度や二度では治らないものです。無意識に落ちるまで練習することがとても大切ですから、このメールマガジンでも同じようなことを形を変え何度もお話させていただくと思います。その際は、これはとっても大切なことなんだなと思いながらお腹に落として読んでみてくださいね!

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